2009年12月25日金曜日

日弁連会長選挙

日弁連の会長選挙の時期です。

宇都宮健児弁護士が会長に立候補し意見交換のためにこられました。


会長ポストが、弁護士会内の派閥間の調整で決まっているので
派閥と関係のない宇都宮先生が立候補するというのが新鮮でした。


もう一人の候補の、現執行部派系の山本健嗣弁護士も、そのご意見にはうなずくことも多いのですが
弁護士会内の意見交換の風通しをよくするためには、
そろそろ、派閥とは関係のない先生が執行部を担った方がいいのかもしれません。

急先鋒の論陣派が、執行部に入って、調整役を担うのは大変なことですが。

2009年12月9日水曜日

同窓会

出身ゼミの同窓会に参加して,
同期の友人や現ゼミ生や先輩後輩たちとお話。

割と大きめの法律事務所に勤務している友人の女性弁護士が
出産したお話など聞きました。
かわいいお子さんで,産めてよかったね・産休とれる事務所でよかったねと
おしゃべりしていたのですが,

「24時間働けるわけではないから,事務所にはだんだん居づらくなっているよね」

という発言もあり,
女性弁護士の産休育休問題は,世間の水準以下なのだと実感。
そもそも,深夜まで働かねばならない労働環境がもうすでにおかしいのですが。

出産直後のベッドの上で,準備書面を作成したという先輩弁護士の話が頭をよぎりました。
(「出産後は目を使うな」と言われますけども)

弁護士になってみるまで,こんなに女性弁護士が子どもを生み育てにくいとは思ってもみませんでした。

ロースクール生で,
地方での弁護士勤務・開業を検討しておられる方がおられました。

日本子ども虐待防止学会の学生会員として活動している,
東大ローは企業法務をめざす人が多く,このような児童虐待問題などに興味を持つ人は少数派。

そんな話をしながら,日本子ども虐待防止学会の本も持ってきて
熱心に説明してくれました。
だんだんシンポジウムなどに参加したくなってきました。

今は少数派でも,地道に活動すれば,いつか広がります。
がんばってください。