2012年1月26日木曜日

性同一性障害の父の嫡出子認定訴訟

弁護士の友人が頑張って代理人をしているので、応援で性同一性障害の方の裁判をお知らせします。


NHKニュース
性同一性障害 “嫡出子の認定を”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120126/t10015538791000.html

産経ニュース2012.1.26 11:48より
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120126/waf12012611510012-n1.htm
性同一性障害の父、人工授精の子の嫡出子認定求め申し立てへ

こういう事案です。

出生時には女性だったけれども性同一性障害のため、特例法で、戸籍を男性に変更した方が、女性と結婚されました。

そして、女性が、夫の実弟の精子を使い人工授精し子どもを出産。

しかし、夫婦間の嫡出子として出生届を受理してもらえないため、未だに出生届を出せない状態とのこと改めて出生届をだし、それでも嫡出子として受理してもらえなければ、裁判を提起するとのことです。



戸籍と住民票は別なので、住民票はあるかもしれませんが(単なる推測)。

平成22年に法改正が試みられたけれども見送られたとも報道されています。

生物学的な親子関係の問題、嫡出子概念の問題もあります。