今年9月の関東弁護士連合会でのシンポジウムのテーマは子供と携帯電話。
関弁連では、一年前にまず大会決議を出し、そのテーマで一年準備してシンポジウムを開催するそうです。
中弁連とは逆です。
その関弁連の決議がこれです。
昨年10月に中弁連で扱ったテーマということで
やり残したことなどをお話してほしいとご依頼があり
東京まで、U先生とS先生と一緒に行ってきました。
弁護士はどのような形でこの問題に関わればいいのか。
警察と異なり発信者情報開示までに時間がかかってしまう現在の状況で
実務レベルで関わるのはなかなか至難の業です。
弁護士会の政策提言機能をもっと拡充すべきというU先生の発想で
中弁連のシンポジウムと宣言が推し進められました。
あのときも、技術の発達が著しい状況の中で、
具体的な方法論を論じても5年後には通用しないだろうということで
「3原則」の形で宣言が出されました。
今年はもう少し具体的な権利性を論じられるでしょうか(よくわからない)
学校への携帯電話持ち込み禁止、総務省が推進する安心ネットづくり促進プログラムでの調査検証の開始など、昨年からすでにあれこれ情勢が変化しています。
関弁連の方々の議論の行方が楽しみです。