2009年5月26日火曜日

資さんうどん

資さんうどん(すけさんうどん)のお店が
下関市の安岡にできました。

行ってみると,お客さんがいっぱい。
駐車場も店内のテーブルもほとんど埋まっていました。

ごぼ天うどん
ぼたもち(なぜうどん屋さんでぼたもちが出るのだろう)
いわし天
など食べました。

どれも美味しかった。
特に揚げたてのいわし天が。

ぼたもちもちょうどいい甘さでした。
美味しいあんこを久しぶりに食べました。

2009年5月20日水曜日

前夜

もう裁判員制度(&被疑者国選弁護対象事件拡大)が始まります。

「裁判員裁判に賛成ですか。」
よく尋ねられます。

そのたびに考えこんでしまいます。

裁判員制度を実施することを前提に
裁判員は一般の方々だから何日も裁判所に出頭できない
  ↓
計画的な集中審理をしないといけない
  ↓
●主張・争点・立証の計画をすべき
 → 公判前に整理する手続が作られる
   証拠を見なければ公判はじまる前から争点も証拠も整理できない
  → 弁護人にとって従来よりも大幅に改善された新しい証拠開示制度ができる

●被告人の供述の証拠能力・証明力をめぐって,これまで取調担当の警察官の尋問などで長期の時間を費やしていたが,裁判員制度でこのような時間はとれない
 → 被疑者取調べの録画を進めよう(取調べ可視化,現在はまだ部分的録画)


最初は,真実発見も被告人の防御権も後退するのではないかと危惧していましたが
次第に,多くの証拠資料が弁護人の目の前に出てくるシステムに大幅に改革されているわけで,むしろ真実発見(冤罪発見にも)につながっていることに気がつきました。

冤罪事件で,無罪判決が言い渡される数も増えるのではないか。
そう期待する意見にもうなずけます。
このままいくしかない。

ただ,まだ納得できない点もあります。

一般の方々が,3日も「連続して」休みをとる制度設計はいかがなものか。

私は,離婚事件中心に仕事をしていますが,家事調停では,お客様ご本人の出頭も必要です。
調停の日は,裁判所にほぼ半日居続けとなります。

お客様のご都合を聞いていると,お休みをとるのは,1ヶ月~1ヶ月半に1度の頻度でやっとです。
3日「連続」は本当に難しいのでは。

おそらく,裁判員裁判という非日常的な時間を,守秘義務厳守ですごしてもらうには,連続した数日間でなければ無理という発想もあるのでしょう。断続的開廷日であれば,半年程度の期間の負担を強いることになり,参加が減ってしまうかもという危惧もあります。

しかし,裁判員制度についての印象を聞いていると,
「この私に,責任をもって,人を裁く判断などできるのか」

そんな疑問が強くあるようです。
自分の意見というのは,日常の生活での自分ひとりの時間に戻らないと練り上げられないと思うのですが,非日常的な裁判所にいつづける時間(山口県であれば山口市での連泊も伴う場合も)の中で,落ち着いて考えられるのでしょうか。
そんな素朴な疑問を感じてしまうのでした。

2009年5月18日月曜日

下関にきて4年目になります。
ふぐ・うに・くじら・トマト…と,こちらには美味しいものが数多くありますが,
たこの美味しさも,こちらにきて初めて気がつきました。

例えば,川棚の瓦そばたかせの「たこのぶつぎり」。
ここは,瓦そばだけでなく,サイドメニューもなかなか美味しいものがそろっています。
その中で,やみつきになっていたのが,これでした。
潮味がきいていて,固すぎずやわらかすぎない歯ごたえで,最高でした。
ですが,最近は見当たらなくなってしまいました。
復活を希望しています。たかせさん,お願いします。

とりあえず,下関のスーパーマーケットで売っているたこも美味しいので,
自分でたこ料理をこしらえました。

たこのカルパッチョ風サラダ

1.蒸したこを薄く切る
2.たこを塩とオリーブ油でもむ
3.かいわれ大根の刻んだもの,茹でて薄切りにしたアスパラとたこをあえて平皿に盛りつける
4.小さくサイコロ切りにしたクリームチーズを散らす
5.バルサミコ酢をかけてできあがり。

2009年5月7日木曜日

接見室

被疑者国選弁護の対象事件が拡大して事件数が10倍になるとのことです。

ゴールデンウィークは対象拡大前のつかの間のお休みと思っていましたが
4月中に被疑者弁護事件が入り,お休みの計画は大きく変更されました。

気になるのが,下関署の接見室の数です。
大きな警察署なのに,接見室が1つしかありません。
しかも一般面会と同じ部屋なのです。

一般の方の面会対応時間に,30分~1時間もかけて弁護士接見などすると
一般面会対応時間が終わってしまい,面会できずに帰る一般人の方もおられるようです。
かといって,打ち合わせしないわけにいきません。

私は一般面会を避けながら接見をしていますが,
あまり遅いと,特に21時の消灯時間を過ぎると,他の留置者の眠りを妨げるようで
留置担当官から,できれば気をつけてほしいという目で訴えかけられます。
かといって,打ち合わせしないわけにいきません。

先輩弁護士等の申込と重なれば,譲らないわけにもいきません。
(後輩に譲るときもあります)

なかなか気をつかいます。
もちろん重要なとき・必要なときは,時間に気をつかってなんていられません。
接見交通権の権利行使は誰にも妨害できないのですから。

今度,接見室が増えるらしいという噂を聞きました。
1部屋が2部屋になるだけでもありがたい。
でも,できれば3~4部屋ぐらい一気に作ってくれないでしょうか。

被疑者国選が10倍になったとき,弁護士接見の数はどうなることやら。
待合室で順番待ちになるのかと笑っていますが,実際にそうなったら笑い事じゃありません。

栃木でも接見室不足だという記事を読みました。
いつかどこかで接見室不足の接見妨害国賠が起きるかもしれません。

2009年5月6日水曜日

事務所を独立開業しました

21年4月1日付けで
事務所を独立開業いたしました。

慌ただしく独立を決めて開業作業を進めていたため,
これまでお世話になってきたお客様,同業者の方々,司法関係者の方々,
業務にご協力いただいている方々,恩師,友人等に対し,
ご挨拶が遅れております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。