2013年11月28日木曜日

親から受けたお金と離婚

  • 生活費が足りないときに親からお金をだしてもらった
  • 家を買うときに親がお金をだしてくれた

ということがあった上で,離婚することになった場合に親から出ているお金を回収したいと思う方がけっこうおられます。
財産分与の場面で問題になります。

書面も何も作っていませんと,後から貸付金だったと主張するのはかなり難しいです。

親からお金を借りるときには、

借りた日
借りた金額
返済期限
返済方法(一括か分割か)
など、借りる人から貸す人宛の念書にしておくといいです

つくり忘れていた場合には、いついくら誰から借りていた事実を認めます、という債務承認の念書を作っておくことをお勧めします



2013年11月12日火曜日

離婚相談の前に準備しておくといいこと

市役所でこれをとっておきたい書類。

1 戸籍謄本(全部事項)

 事情をお聞きするときに,いつ結婚したのか,いつお子さんが生まれたのか,いつ養子縁組をしたのかなどの時系列や法的関係を確認するのに必ず必要です。
 その後の手続でも,使用度ナンバー1の書類です。

 戸籍が遠隔地にあり,郵送で取り寄せるのに時間や手間がかかってすぐには無理。という方は,少なくとも,下記2の住民票だけでも取り寄せておいていただきたいです。

2 住民票(世帯全員分,本籍の記載あり)

3 市県民税所得証明書(世帯全員分)

 配偶者の所得を知らされていない方は,これを見れば概要はわかります。


4 固定資産税評価証明書

 財産分与を考えている物件の評価額の目安がわかります。時価の目安を知るためだけなら,最初から大きなお金をかけて鑑定する必要はないかなと。

 なお,4月に届く固定資産税納税通知書の後ろのほうのページにも評価額はのってますので,最新の通知書が手元にあるなら,この固定資産税評価証明書をとりなおす必要は相談段階ではありません。