本日のテレビ朝日系列のスーパーモーニングの「永田町トリビア」コーナーで,
議員の男女共同参画という趣旨の特集をしていました。
食堂メニューが男性基準
随行スタッフと勘違いされる
男性ばかりのなかで発言しにくい
という実情が述べられ,その後,自民党と民主党における,党から女性議員へのアドバイスが紹介されていました。
(自民党)
厚化粧をしない
お母さんというイメージを大事に
装飾品をあまりつけない
(民主党)
泣くときはトイレで
どならない
ブランド品は禁止
民主党の「泣くときはトイレで」と「どならない」は自分でも気をつけねばと思っているところですが
「お母さんというイメージを大事に」には,愕然としてしまいました。
政治の現実として,確実なイメージ戦略なのでしょうが,まだ「お母さん」なんだ。
随行スタッフと勘違いされるという点は,うなずいてしまいます。
私も警察署に接見に行くと,警察官に
「あ,一般面会の時間は終わりましたよ」
と,声をかけられることがあります。
弁護士バッジをつけていても弁護士だと認識してくれない。
最近は顔を覚えてくださったようで,そういうことも減りました。
行政機関等に電話で問い合わせなどしたときも,女性の声で判断されたのか
「事務員の方ですか?」「弁護士本人ですよ」というやりとりをしたことも何度もあります。
慣れてもらうまでは,仕方がないことです。
ただ,「女性だから事務員」と思う方が,そもそも事務員の仕事の専門性を理解してくれているのか,そのあたりは疑りたくなります。
「県内初の女性●●」といった記事がもはや出なくなる時代がはやくきますように。