2008年8月31日日曜日

パンダフルライフ



書面を作成する仕事がたまっていて,日曜日も仕事です。
夕方まで証拠をにらんでいたら,思考能力が下がってきました。

気分転換に,「パンダフルライフ」を見に映画館へ。
映画館で,デトロイトメタルシティとスカイクロラに目移りするも,初志貫徹でパンダフルライフを選びました。

パンダのドキュメンタリー映画です。
今や1600頭しかいないパンダ。
絶滅させないために,中国では研究所でパンダ繁殖につとめています。
繁殖のために,子育ては半年で終わりにさせられ(子育てしているとホルモンの関係で発情しない),発情期にはお見合いをして相性のいいパンダを探し,想像妊娠するパンダもいる。

冷静に考えると,繁殖をがんばらないといけないパンダの状況はかなり過酷です。

それなのに,パンダの魅力あふるる映像を見ていると,ほんわかしてきます。
この映画は,とにかく,パンダのかわいさが売りです。
とくに子パンダに注目。

ごろごろするパンダ
だらだらするパンダ
ぐでぐでするパンダ

見ているだけで肩の力が抜けてきます。


さてと仕事します。

2008年8月29日金曜日

夏野菜



最近,仕事に追われて,家でごはんを食べていませんでした。
冷蔵庫の中で,野菜が腐りかけていたので,あわてていろいろ作りました。

献立 
・米飯 
・アサリとニラと卵のすまし汁 
・ゴーヤとたまねぎのサラダ 
・ししとうの炒め煮(桜エビ) 
・小松菜のナムル 
・ゴーヤとベーコンの炒めもの(かつおぶしかけ) 
・キューリとキャベツの浅漬け(しそわかめ) 
・からあげ 
・なすのミートソースグラタン 
 

食べきれるはずがなく,残りは明日に。

スーパーの地産地消コーナーの野菜が,美味しく安いのでありがたいです。

2008年6月29日日曜日

薬害肝炎説明会(山口市)

弁護士会主催の特定C型肝炎救済法適用説明会のお手伝いに行ってきました。
説明会にきてくださった方は約40人。

九州肝炎弁護団の後藤景子弁護士から救済法の説明。その後,個別相談会。

救済法の適用を受けるには,裁判手続が必要になります。
対象となる製剤も限定されており,血液製剤投与と肝炎発症との間の因果関係の立証も必要です。

とにかく,カルテやそのほかの資料があるのか。

カルテの保存義務期間は5年です。
問題となる製剤の投与は昭和39年から30年間にわたります。カルテ破棄,紛失,毀損は当たり前です。

証拠資料さえあれば,対象者と認定されるのに。

救済法の対象となる製剤とは異なる薬を投与された方もいました。
その薬も薬害の可能性があるかもしれませんが,いまはまだ救済法の対象ではありません。
国と肝炎弁護団の協議をお待ちいただくしかありません。

肝炎から肝硬変に進行した方。さらに悪化した方。
待つことなどできないでしょうに,「お待ちください」というしかありません。

救済法がどれだけ対象を絞りこんでいるのかよくわかりました。
ご相談をお聞きしながら,国と弁護団とのぎりぎりの和解交渉のニュースを何度も思い出しました。

それでも,患者さんが自ら遠慮されて名乗りをあげていないのではと感じるところもありました。
可能性がないのにこんな説明会まできてしまって,申し訳ないという雰囲気の方もいらっしゃいました。

可能性があるかないかは,お話をお聞きしないとわかりません。
とにかく,ご相談にいらしてほしい。

弁護士会は対策本部を設置し,対象者と思われる方を見つける作業を担当し,その後は,有志からなる弁護団に引き継ぎます。
わたしは,そのうちの対策本部をお手伝いしているのでした。

次は,薬害肝炎110番が行われます。
7月5日(土)午前10時から午後5時まで
083-920-8730(相談担当弁護士が無料で相談をお受けします)
http://www.yamaguchikenben.or.jp/kanen.html

2008年6月28日土曜日

法廷弁護技術研修

山口地裁(本庁)の裁判員裁判対応法廷で法廷弁護の技術を研修。

いかに説得的に,いかに効果的に,裁判員に語るか。
技術を磨かないと,裁判員の方々にわかりやすく,弁護側の主張のポイントを伝えられません。

しかし,ペリー・メイスンには,なれない。
難しいです。苦手感をぬぐえません。照れがどうしても残る。

私情100%ですが,裁判員裁判の実施を延期してもらいたいです。

キャッチコピー



女性の権利110番の電話番をするため,山口県弁護士会館へ行きました。
最近,山口市へ行く回数が多く,ちょっとバテぎみなので車ではなく電車で。

山口駅から会館に歩いていく途中,ふと気が付いたのがこの看板。

「杭を残して悔いを残さず」

なるほど…

だじゃれなのに思わずうなずいてしまいました。

2008年6月25日水曜日

天才の夭逝

今月は,氷室冴子先生が亡くなられたとの報せに大きくショックを受けています。
「銀の海 金の大地」の新作が刊行されなくなってから約10年。
どうにも待ちきれず,出版関係の友人の人脈で調べてもらおうと思った矢先の訃報でした。

少女小説で人気
一世を風靡

などのタイトルがつけられ,訃報は比較的大きめの記事となりました。
しかし,これらのタイトルにはぴんときません
氷室先生の作品のカテゴライズの設定が狭すぎます。
作品をまったく読んでいない記者がお書きになったのでしょう。

たくさんの女たち男たちを描いた氷室先生。
どの人々も魅力がありました。

瑠璃姫のようにがむしゃらに動き,
北里マドンナの麻生野枝のように自分の視点を持ち,
銀の海金の大地の佐保彦のように自分のコンプレックスとたたかい,
いつかは蕨が丘の小梅ばあさんのような楽しい老後にたどりつきたい。

幼い頃から,どれだけ,その作品世界に育てられてきたことか。
氷室先生が作り上げた人物は,生活や人生の折り目ごとに自分の中によみがえります。

氷室先生が,小梅ばあさんの舞踏会の手帖よろしく,
昔の知己を訪ねるエッセイをぜひとも読みたかったです。

2008年6月23日月曜日

模擬裁判本番

6月17日~18日に模擬裁判を行いました。
弁護人役を体験した感想です。

 裁判員制度:「真剣審理、体力も必要」 会社員ら模擬裁判--山口地裁 /山口
この藤沢記者の記事にもあるように,体力なくして裁判員裁判はのりきれないことがよくわかりました。
2日間だけとはいえ,全神経はりつめて,次の日は頭がぼおっとしてしまいました。

裁判員役の方にできるだけわかりやすく弁護人の主張を伝えたい。
その方法を模索するのが今回の模擬裁判における課題でした。

検察官と弁護人が,それぞれの主張する本件事件のストーリーを述べる「冒頭陳述」手続。
この手続で裁判官と裁判員は,検察官と弁護人がどんな事実を立証しようとしているのかを知ることになります。

今回はパワーポイントなども使ってみました。
裁判官・裁判員のお手元に説明資料も配ってみました。

それなりに準備したはずの模擬裁判の結果は…,あんなにマスコミの方がきていたのに,よくぞあれほど失敗をしてしまったことよと苦笑せざるをえません。
でも,得るところはたくさんありました。

そのうちの一つ。
パワーポイントは,そのアニメーション的機能ゆえに,「妙に派手でいやだ」という印象を持っている弁護士さんも多いようですが,アニメーションよりも重要な機能があることに気がつきました。

それは,一番核となる事実,要点となる情報を弁護人が考える訓練になるということです。

パワーポイントでは,裁判員の座っている位置から見えやすい文字の大きさは32ポイント以上です。
これに加えて,見やすい配置をすると,文字数はかなり限られてきます。

 この限られた画面を使って,裁判員に伝えたいことを書くとすればどんな言葉を選ぶか。

一番核となる事実を探りあてることになります。
要点を考える訓練になるのです。

ということに,もっと早く気が付けばよかった。
ぎりぎりの日程でパワポをいじっているうちにふと気が付いたところもありましたが,見通しが甘くて,本番までに間に合いませんでした。
まあ,パワポをいじってる段階で,事件の中核を探り当てようとすること自体,遅すぎる。
一夜漬けは無理でした(あたりまえ)。

本来なら,公判前整理手続中に,どの事実と証拠を中核におくのか決めないといけない。
そして,裁判の日を先取りして
パワポでうつしだすとしたらどの言葉を前面に押し出すのか,
証人尋問や被告人質問ででどんな言葉をひきだしたいのか,どの証拠のどの箇所を使うのか。
全部決めないといけない。

そこまで準備しておかないと,裁判員にわかりやすく説明ができない。
プレゼンも作れない。

そういうことを痛感した模擬裁判でした。
ヒントをあちこちからいただいていたのですが,結局,体験してみないとよくわかりませんでした。

まだまだ書きたいことはありますが,またそのうちに。

・おまけ・
パワーポイントはシンプルな機能だけの使用にとどめるなら,5分講座で初心者でも覚えられます。
一緒に弁護人を担当したI先生と5分だけの講座(弁護士向け)を開講したいぐらいです。