2012年4月6日金曜日

交通事故にあったら

交通事故のご相談のことで、前々から考えていたことを。

1 交通事故にあってしまったら、ノートを一冊買っていただきたいです。
日記形式で、メモを書いておくと後から手続をするときに使えます。
訴訟にならなくとも、必要になることがあります。

症状は細かくつけておくといいです。

(記載例 ※もっと細かいほうがいいのですが、必要最低限バージョン)

●年●月●日、事故にあった。県道●号線を時速●km/h程度で走っていたら、側道から普通乗用車が突然飛び出てきて、自分の車の左側面にあたった。
すぐに警察を呼んだ。実況見分をした。

●年●月●日、加害者の保険会社担当者の●●氏が来たので、●●という書類を渡した。

●年●月●日、●●病院へ行った。頭(左側)が痛い。


2 事故にあった直後に、軽いけがだと自己判断せず、できるだけ早く病院へ行き、受診してください。できればCTやMRIを撮影しておくといいです。


3 百円ショップ・文房具屋さんで次の品を仕入れて下さい。

・A4サイズのファイルが入るファイリングアタッシュを5つくらい
ファイリングアタッシュの例→ http://www.sanadaseiko.co.jp/products/news/new_page41.html

・A4サイズの透明クリアファイルを20枚くらい買っておきましょう。
・A4の白い紙
・貼ってもはがせるのり


そして、

・自分が払っておいて後で加害者(保険会社)に請求する領収証を種類毎にクリアファイルにいれ、それごとファイリングアタッシュにいれます。

※(可能ならば)
A4の紙に貼ってもはがせるのりで貼り付けてもいいかもしれません。なお、領収証を重ねないでください。
その紙にいつ、どういう目的で支出したのかメモを残しておくとさらにいいです。

・保険会社から渡された・送られた資料をクリアファイルにいれ、領収証とは別のファイリングアタッシュにいれます。


・保険会社に渡した書類のコピーをまた別のファイリングアタッシュにいれます。



1のノートと、これらの資料があれば、交渉や訴訟のために弁護士に相談するときに、やりやすくなります。